サッカーの最大の特徴は、ほとんどの動作を脚で行うことです。
目・脳から一番遠い場所にあること、
手と比べ器用に動かすことが難しいこと、
どんなに良い準備をしていてもミスが起こる可能性が他のスポーツと比べ、格段に高いスポーツです。

「ミスが前提にある」ということは、育成年代における「人間形成」において素晴らしい環境だと思います。
自分のミス、仲間のミスに対して
・許容する力
・修正する力
・ミスを恐れない挑戦する力
が育まれるチャンスが多くあります。

そこでより大切になるのが、周りにいる大人(指導者・保護者)の接し方、声のかけ方です。
大人の言葉と態度で子どもたちのその後の行動が大きく変わります。
・ミスを恐れて消極的な(責任回避)プレーに徹する
・大人から言われたことだけをする
・ボールを爆弾のように扱う

子どもたちの表情(恐怖・緊張)が容易に想像できますね。

「ミスが前提にある」という環境を大人も理解したうえで、
子どもたちがミスを恐れず、チャレンジし、そのチャレンジを褒め、励まし合う。
そのような環境でイキイキと育った子どもたちが必ずより良い社会を創ってくれると信じています。