2021年を振り返り、本当に心の底からある言葉は「感謝」です。
3か月間以上に及ぶ活動停止期間を受け、クラブ運営者として何度も心が折れそうになりました。
停止期間中は各スタッフがオンラインレッスンだけでなく、オンラインでできる講習会なども企画運営してくれました。
台湾政府、自治体、医療関係者、台湾に住むすべての方の力があり、8月に活動再開にこぎつけることができました。
「サッカーができること」が当たり前じゃない。
当たり前の環境を作ってくださるすべての方にこの場を借りて厚く感謝申し上げます。
非常感謝!!
台湾において「スポーツ」の社会的地位はまだまだ改善できると思います。
台湾サッカー全体が「価値を創る」ことへ知恵を出し合い、良いものをどんどん真似する必要があります。
「給与が低い、テレビ放映がない、中継がない、チケット収入がない」のは、なぜなのか?もっと真正面から向き合うべきです。
この現状を踏まえ、自クラブでも積極的にアクションをしなければならないと感じています。
「スポーツ以上の価値を」何も特別な手法はないのではないかと思います。クラブから地域社会に進出していく。
台北に住む方々にクラブから接触していく。ゴミ拾い、地域の催し物、困っている人の手伝い、なんでも良いと思います。
そういう小さな、小さな、活動の積み重ねて広がりが、クラブの認知と応援されるきっかけになると思います。
人と人との繋がり、人とクラブの繋がり、クラブと地域社会の繋がり。
クラブがHubになって、笑顔を創り、新たな価値を創り、人を創ると信じています。
2022年は、アカデミー活動の充実化をはじめ、クラブの名前の通り様々なことに「挑戦」していきます。
本年もスポーツを通してたくさんの「笑顔」が生まれるお手伝いをさせて頂きます。
2022年1月1日
クラブ代表 松下勇亮