クラブ史上初のU18カテゴリーの大会が台湾・花蓮市で行われました。3チーム予選に強豪高校・体育班(いわゆるスポーツ班、選抜試験を合格した)が二つ入るというタフなグループに入りました。
【活動報告】2021全國青年盃足球錦標賽公開組
根岸監督の報告の通り、「1点の重み」を学ぶ二試合となりました。
花蓮高農(1-1)・恵文高校(3-3)、花蓮高農と恵文高校も引分、すべてのチームが引分となり、決勝トーナメント進出をかけて花蓮高農との2チームによる抽選方式が決まりました。大会ルールでは知っていましたが、まさか公式戦で経験するとは夢にも思いませんでした。

トップ画面の写真は、今まさに抽選を行う前の写真です。選手たちの「あと2試合、優勝したい」という思いを背負った構図です。
※根岸監督は同日別会場で行われるU15青少年盃決勝に向かうため後半10分までチームを指揮していました。
【活動報告】 2021全國青少年盃足球錦標賽公開組
選手・保護者の皆様・U15のコーチ陣のおかげで、見事「大会二連覇」を達成することができました。本当におめでとう!

抽選方式となり、私自身の中では「自信」がありました。
・恵文戦、91分に劇的な同点ゴールを決めて守り抜いたこと
・チーム編成上14人しかおらず、交代枠もなくなった状態で,足を攣りながらも全員で戦い抜いたこと
・恵文戦に向けてコーチ陣ができうる施策をすべて行ったこと
・素晴らしい事前準備を行えていたこと

「あと2試合このメンバーと一緒にサッカーをする」
思いを込めて選んだ紙には何も書かれていませんでした。

こうしてクラブ史上初のU18の大会は失意の中で幕を閉じました。

何も書かれていない紙をみて私は倒れこみました。正直な気持ちとして「ほんまに?」、運を引き寄せられなかったのはまだ何か自分に足りないものがあったと思います。それでも、あの激闘を戦い抜いた選手たち、声が枯れるまで応援してくださった保護者の皆様、そしてGood Gameのために動いてくれたコーチ陣のことを思うと、「これ以上必要なのか!」と何回も心の中で繰り返し繰り返し叫んでいました。

自分に足りなかったことがある!と思います。なので、「運を引き寄せる」ために、自分ができることをしていこうと思います。
もしまた同じような場面になったら?私は迷わず自分から「抽選」役になります!

2016年7月8日に産声を上げた「ESPORTE CLUBE DESAFIO」

U11からスタートしたクラブが、沢山の方に支えられ、励まされ、助けられ、5年を経てU18が始動するまで成長することができました。厚く、厚く御礼申し上げます。これまでも、今現在も至らない点など多く皆様方にご迷惑をお掛けしておりますが、今後もご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

クラブ名の通り「挑戦」をし続けてまいります。

クラブ代表:松下勇亮